アルツハイマー病とは?
アルツハイマー病というのは、脳神経細胞にアミロイドβ蛋白によって形成された老人斑と呼ばれる構造物が形成され、また神経原線維が太くなり束状になるなどの変化によって、神経細胞が障害されて痴呆症状が発現するものです。
アルツハイマー病では、物忘れなどの記憶障害が現れ、せん妄や妄想などの精神症状を示すケースもあります。
また、アルツハイマー病が重度化すると、食欲減退、自発性の低下などによって、日常生活は全介助状態となります。
なお、アルツハイマー病の全経過はほぼ5〜20年と言われていますが、個人差も大きいです。 |