急性期リハビリテーションというのは、種々の疾患による病状がなお変動している時期(急性期)に開始されるリハビリテーションのことをいいます。 かつては、病状の変動がおさまりある程度安定してからリハビリテーションを始めるという考え方が主流でした。 しかしながら、急性期に開始するほうが効果が上がりやすいことから、近年急性期内に、しかもできるだけ早期に開始すべきであるという考え方に転換されています。
驚愕神経症というのは、突然の事態に遭遇した際の心身の反応である驚愕反応が固定したもののことをいいます。 この驚愕神経症には、呼吸困難・顔面蒼白などの自律神経反応と、強直・昏迷などの原始反応とがあります。
驚愕神経症の治療法としては、他の神経症に対するものと同様で、精神療法と薬物療法があります。