狭心症とはどのようなものですか?
狭心症というのは、虚血性心疾患の1つで、一過性の心筋虚血による胸痛発作を主症状とする症候群のことをいいます。
なお、心筋の壊死が起こるなど重度化したものを心筋梗塞といいます。
狭心症はどのように発生するのですか?
狭心症は、器質性冠動脈疾患による冠動脈硬化などのため冠動脈が狭窄し、運動などによる心筋の酸素需要の増大に対応できず、虚血状態となり発生します。
なお、通常は、胸痛発作数分から20分程度持続し、安静またはニトログリセリンなどの舌下投与によって解消します。 |